“多言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たげん66.7%
くちがまし11.1%
くちまめ11.1%
たごん11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久保田万太郎(くぼたまんたろう) これも多言(たげん)を加ふるを待たず。やはり僕が議論を吹つかければ、忽ち敬して遠ざくる所は室生と同工異曲なり。
田端人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
若し下女勝(すぐれ)て多言(くちがまし)くて悪敷者(あしきもの)なれば早く追出すべし。箇様(かよう)の者は必ず親類の中をも言妨(いいさまたげ)て家を乱す基と成物(なるもの)也。恐るべし。又卑者(いやしきもの)を使ふには気に合ざる事多し。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
五に癩病などの悪き疾(やまい)あれば去る。六に多言(くちまめ)にて慎(つつしみ)なく物いひ過すは、親類とも中悪く成り家乱るゝ物なれば去べし。七には物を盗心(ぬすむこころ)有るを去る。此七去は皆聖人の教也。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
聡明(そうめい)なるそなたにこれ以上(いじょう)の多言(たごん)は要(よう)すまいと思う。切(せつ)に、そなたの反省(はんせい)をたのむ。そしてそなたが祖父(そふ)機山(きざん)より以上(いじょう)な武士(もののふ)の業(ぎょう)をとげんことを祈(いの)る。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)