“精神的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいしんてき62.5%
スピリチュアル12.5%
メンタリー12.5%
モラール12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これにてつみ成立せいりつし、だいくわい以後いごはそのつみによりていかなる「ばつ精神的せいしんてきばつ心中しんちうおに穿うがでゝます/\せいます/\めうなり。多言たげんするをこのまず。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
芸術は性慾の発現也。芸術的快感とは生理的若しくは官能的快感の一種也。故に芸術は精神的スピリチュアルのものにあらず、悉く実感的センジュアルのもの也。絵画彫刻音楽は勿論、建築と雖も亦其の範囲を
金色の死 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
古人は精神的メンタリーに「仁」を養ったが、我々新時代の人は物理的フヒジカリーに養うべきではなかろうかという考になった。
予が半生の懺悔 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
この気高い志向の表明は、ベートーヴェンが当時のドイツの選良エリートの上に及ぼしていたところの、芸術的のみならずまた精神的モラールな影響力がどんなに深いものであったかを証明している。