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俛
ふりがな文庫
“俛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
た
48.6%
うつむ
16.2%
うなだ
10.8%
ふ
10.8%
うつ
5.4%
たれ
2.7%
かが
2.7%
くゞ
2.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
た
(逆引き)
これを
言出
(
いひい
)
でたるのち、
命
(
いのち
)
を
終
(
をは
)
り、又これを言出でたるあとは、
頭
(
かしら
)
を胸に
俛
(
た
)
れて、
宛
(
あたか
)
も老僧が
聖祭
(
せいさい
)
を行ひつゝ絶命する如くならむ。
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)
俛(た)の例文をもっと
(18作品)
見る
うつむ
(逆引き)
『僕は実際困つた。今舎監室へ頼みに行つて来たのだが、駄目ぢやつた。僕はもう学校を退くことに決心した』と云つて
俛
(
うつむ
)
いた。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
俛(うつむ)の例文をもっと
(6作品)
見る
うなだ
(逆引き)
「まだ思案最中なんですよ」と久野は快答を与えるのが惜しいような心持で言いながら、首を
俛
(
うなだ
)
れてみた。「何しろ書きかけてるんだからなあ」
競漕
(新字新仮名)
/
久米正雄
(著)
俛(うなだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ふ
(逆引き)
流石
(
さすが
)
の伊達政宗をして
首
(
こうべ
)
を
俛
(
ふ
)
して兎も角も豊臣秀吉の陣に参候するに至るだけの
料簡
(
りょうけん
)
を定めしめた。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
俛(ふ)の例文をもっと
(4作品)
見る
うつ
(逆引き)
目と目が合った瞬間おやと思って銀子は視線をそらしたが、栗栖もそっと
俛
(
うつ
)
むいて
猪口
(
ちょく
)
を手にした。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
俛(うつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
たれ
(逆引き)
「おつかあのねえものは
厭
(
や
)
だな」おつぎはいつて
勘次
(
かんじ
)
を
見
(
み
)
ると
直
(
すぐ
)
に
首
(
くび
)
を
俛
(
たれ
)
た。
勘次
(
かんじ
)
は
側
(
そば
)
で
凝然
(
ぢつ
)
とそれを
聞
(
き
)
いて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
俛(たれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かが
(逆引き)
此れから汁の実なぞがなくならずにようござんしょう、と葬式の時ある律義な若者が笑った。さる爺さんは、
齢
(
とし
)
は
其様
(
そん
)
なでもなかったが、若い時の苦労で腰が悉皆
俛
(
かが
)
んで居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
俛(かが)の例文をもっと
(1作品)
見る
くゞ
(逆引き)
薄闇い狭いぬけろじの
車止
(
くるまどめ
)
の横木を
俛
(
くゞ
)
って、
彼方
(
むこう
)
へ出ると、琴平社の中門の通りである。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
俛(くゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
俛
漢検1級
部首:⼈
9画
“俛”を含む語句
俛首
前俛
俛向
“俛”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
賀川豊彦
徳冨蘆花
ルイ・ベルトラン
平出修
久米正雄
徳田秋声
幸田露伴
小島烏水
長塚節