“俛(たれ)” の例文
「おつかあのねえものは厭(や)だな」おつぎはいつて勘次(かんじ)を見(み)ると直(すぐ)に首(くび)を俛(たれ)た。勘次(かんじ)は側(そば)で凝然(ぢつ)とそれを聞(き)いて居(ゐ)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
爺(ぢい)さんは首(くび)を俛(たれ)て滅切(めつきり)靜(しづ)かになつていつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)