“一眼鏡”の読み方と例文
読み方割合
モノクル100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは——床に落ちた書類を拾おうとして、被害者が身体をかがめたところを、その一眼鏡モノクルの絹紐で、犯人が後様うしろざまに絞め上げたと云うのだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ちやうどジヨセフ・チエムバレンに一眼鏡モノクル附物つきものになつてゐるのと同じやうに。
まったく、そのときの先生の驚きようといったらなかった。一眼鏡モノクルの、目をあけたままポカンと口をあけ、やっとってから正気がついたように
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)