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ひざまず
ふりがな文庫
“ひざまず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
跪
90.4%
跪坐
2.5%
跪座
2.0%
脆
1.5%
踞
1.0%
跪拝
0.5%
跼
0.5%
膝支
0.5%
裾
0.5%
蹲
0.5%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
跪
(逆引き)
薄暗い
神殿
(
しんでん
)
の奥に
跪
(
ひざまず
)
いた時の冷やかな石の
感触
(
かんしょく
)
や、そうした生々しい感覚の記憶の群が
忘却
(
ぼうきゃく
)
の
淵
(
ふち
)
から一時に蘇って、
殺到
(
さっとう
)
して来た。
木乃伊
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ひざまず(跪)の例文をもっと
(50作品+)
見る
跪坐
(逆引き)
若武士などへは眼もくれず、巫女の前へ一斉に
跪坐
(
ひざまず
)
いたが、「いざ姫君、お召し下さりませ」
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ひざまず(跪坐)の例文をもっと
(5作品)
見る
跪座
(逆引き)
「南無三、笑った。あの笑いだな」庄三郎は膝を敷きピタリと大地へ
跪座
(
ひざまず
)
いた。とたんにピューッと何物か頭の上を飛び越したが、遥か前方の立ち木へ当たりパッと火花を
迸
(
ほとば
)
しらせた。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ひざまず(跪座)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
脆
(逆引き)
この川を一度渡れば、全ての悪業、
煩悩
(
ぼんのう
)
、罪障が消えるといわれている。ここを渡れば熊野である。
本宮
(
ほんぐう
)
の
証誠殿
(
しょうじょうでん
)
に参った維盛は、神殿の前に
脆
(
ひざまず
)
いた。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
ひざまず(脆)の例文をもっと
(3作品)
見る
踞
(逆引き)
そして、実際、それから一時間ばかり経つてから、お母さんはベツドの傍に
踞
(
ひざまず
)
いてお祈りをして泣いてゐました。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
ひざまず(踞)の例文をもっと
(2作品)
見る
跪拝
(逆引き)
膳夫は振り向くと、火のついた鹿の骨を握ったまま
真菰
(
まこも
)
の上に
跪拝
(
ひざまず
)
いた。卑弥呼は後の若者を指差して膳夫にいった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
「王よ。」使部は
跪拝
(
ひざまず
)
いた膝の上へ
訶和郎
(
かわろ
)
を乗せていった。「われは女の言葉に従って若い死体を伴のうた。」
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
ひざまず(跪拝)の例文をもっと
(1作品)
見る
跼
(逆引き)
すでに事態は急迫以上に急迫していたので、
跼
(
ひざまず
)
いて
詳密
(
しょうみつ
)
に告げている間もなかった。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ずしと鞍からとび降りると、すぐ信玄のまえに
跼
(
ひざまず
)
いて告げた。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひざまず(跼)の例文をもっと
(1作品)
見る
膝支
(逆引き)
と作左衛門が善後の処置を建策しているところへ、一人の家士が血相変えてその前へ
膝支
(
ひざまず
)
いた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひざまず(膝支)の例文をもっと
(1作品)
見る
裾
(逆引き)
「さア、もう一度世の中へ出て参りましょう。その黒髪を
延
(
のば
)
して、振袖を着て、
貴女
(
あなた
)
の美しさを存分に見せて、
貴方
(
あなた
)
の前に
裾
(
ひざまず
)
く世間を見返してやろうではありませんか」
百唇の譜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひざまず(裾)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹲
(逆引き)
青眼
爺様
(
じいさん
)
は白髪小僧の藍丸王が飲み干した盃を受け取って、傍の小供に渡すと直ぐに又眼くばせをして、六人の小供を皆遠くの廊下へ
退
(
しりぞ
)
けて、
只
(
ただ
)
独
(
ひと
)
り王の前に
蹲
(
ひざまず
)
いて恐る恐る口を開いた——
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
ひざまず(蹲)の例文をもっと
(1作品)
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