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跪坐
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ひざまず
ふりがな文庫
“
跪坐
(
ひざまず
)” の例文
博士は思わず
跪坐
(
ひざまず
)
き、松火を地面へ落としたまま、その一双の耳飾へその眼をじっと注いだのであった。
木乃伊の耳飾
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
若武士などへは眼もくれず、巫女の前へ一斉に
跪坐
(
ひざまず
)
いたが、「いざ姫君、お召し下さりませ」
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ひどく予想と
異
(
ちが
)
うからだ。……光明優婆塞ともあろうものが地に
跪坐
(
ひざまず
)
いて泣く訳がない」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「恋人の前へ
跪坐
(
ひざまず
)
き、恋人のお手々を頂戴し、そのあげくお手々をふんだくられ、ひどい目に会わされるさむらいの、毛唐語だそうでございますよ。云ってみればちょうど拙者のようなもので」
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「また拙者にしてからが、あなたの前では
跪坐
(
ひざまず
)
きません」
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
と鳰鳥は
跪坐
(
ひざまず
)
きながら云った。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「おや」と云うと
跪坐
(
ひざまず
)
いた。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
甚太郎は突然
跪坐
(
ひざまず
)
いた。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
跪
漢検1級
部首:⾜
13画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“跪坐”で始まる語句
跪坐低頭