トップ
>
『木乃伊の耳飾』
ふりがな文庫
『
木乃伊の耳飾
(
みいらのみみかざり
)
』
まだ若い英国の考古学者の、ドイルス博士は其日の午後に、目的地のギゼーへ到着した。そして予め通知して置いた「ナイル旅館」の一室に当分の宿を定めたのであった。 博士は、ギゼーの此附近で、金字塔に関する考古資料を、発掘蒐集するために、地中海を通っ …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「現代」1924(大正13)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
潜
(
く
)
備
(
ととの
)
宿
(
やどり
)
更
(
さ
)
混合
(
あわせ
)
総
(
すべて
)
飜
(
かえ
)
香
(
かおり
)
即
(
すなわち
)
支
(
か
)
厳
(
いかめ
)
宛
(
さなが
)
寝
(
しん
)
彼方
(
あなた
)
為
(
た
)
香
(
におい
)
一巡
(
ひとまわり
)
咏
(
うた
)
嘲笑
(
わら
)
栄華
(
ときめ
)
此方
(
こっち
)
燈台
(
ファロス
)
窓掛
(
カアテン
)
他
(
た
)
倦
(
あ
)
内
(
なか
)
咽
(
む
)
室
(
しつ
)
巴里
(
パリー
)
復
(
また
)
斯
(
こ
)
暫時
(
しばらく
)
曹達
(
そうだ
)
杳々
(
はるばる
)
煤煙
(
すす
)
玻璃
(
ガラス
)
眼
(
まなこ
)
莞爾
(
かんじ
)
購買
(
もとめ
)
跪坐
(
ひざまず
)
通
(
かよ
)
鑿
(
ほ
)
上句
(
あげく
)
乍
(
なが
)
依
(
よ
)
偖
(
さて
)
兎
(
と
)
其
(
その
)
内部
(
なか
)
円柱
(
まるばしら
)
刎
(
は
)
刳
(
えぐ
)
劇
(
はげ
)
卸
(
おろ
)
厭
(
いや
)
叫声
(
さけびごえ
)
可笑
(
おか
)
呎
(
フィート
)
呼吸
(
いき
)
嘆息
(
ためいき
)
埃及
(
エジプト
)
売人
(
うりて
)
尖刀
(
きっさき
)
尠
(
すくな
)
就
(
つ
)
巌丈
(
がんじょう
)
市街
(
まち
)
希臘
(
ギリシャ
)
幾時
(
いくとき
)
彼方
(
かなた
)
往時
(
むかし
)
恭
(
うやうや
)
恰度
(
ちょうど
)
斃
(
たお
)
日没
(
ひぐれ
)
旨
(
うま
)
曾
(
かつ
)
月刀
(
げっとう
)
朱
(
あけ
)
松火
(
たいまつ
)
樹蔭
(
こかげ
)
櫛比
(
しっぴ
)
此
(
この
)
没薬
(
もつやく
)
漲
(
みなぎ
)
猶太
(
ユダヤ
)
疲労
(
つかれ
)
直
(
す
)
相対
(
あいたい
)
破片
(
かけら
)
窃
(
ひそ
)
竹紙
(
ちくし
)
聳
(
そび
)
蒔
(
ま
)
蜥蜴
(
とかげ
)
装飾
(
かざり
)
角
(
かく
)
這入
(
はい
)
遂
(
つい
)
遂々
(
とうとう
)