“櫛比”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しっぴ90.6%
しつぴ6.3%
しっび3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“櫛比”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 政治 > 外交・国際問題6.2%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本2.3%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そしたら、稲ちゃんの手紙でね、夏しか住みにくくて、その夏には四五千の都会人士がつめかけて、名流人の御別荘櫛比しっぴの由。
まさに退いて世の交りを断たん事を欲し妓家ぎか櫛比しっぴする浅草代地あさくさだいち横町よこちょうにかくれ住む。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
夜鷹よたかと辻斬が名所で、つい先頃までの、櫛比しつぴする古着屋などがあるわけもなく、空地と少しばかりの屋敷と豐島町寄りになつて、いくらか町家があつたに過ぎません。
「八日土佐堀の藩邸に到る。中根五右衛門を訪。帰路に心斎橋街に行き書肆を閲す。凡三四町書肆櫛比しつぴす。塩屋平助、秋田屋太右衛門の店にて購数種書。伏見宇兵衛来て秋田屋に家居せり。両本願寺へ行き道頓堀を経過して日暮かへる。此日晴。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
米、味噌、醤油、酒、油、反物、筆墨、小間物、菓子、瀬戸物、履物はきもの類、その他の日用品をひさぐ店が、ずらりと櫛比しっびしているのだ。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)