“魯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
65.4%
おろ26.9%
おろか7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べん游侠ゆうきょうの徒、仲由ちゅうゆうあざなは子路という者が、近頃ちかごろ賢者けんじゃうわさも高い学匠がくしょう陬人すうひと孔丘こうきゅうはずかしめてくれようものと思い立った。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
就中なかんずく疱瘡は津々浦々まで種痘が行われる今日では到底想像しかねるほど猛列に流行し、大名だいみょう高家こうけおろか将軍家の大奥までをも犯した。
都會とくわいの土地は殊更ことさら繁昌はんじやうきそふ大江戸の中にも目貫めぬきは本町通り土一升に金一升といふにたがはぬ商家の櫛比しつぴ土庫ぬりこめたかく建連ね何れもおろか
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)