“張魯”の読み方と例文
読み方割合
ちょうろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呉の孫権が、漢中の張魯ちょうろへ、謀略の密使をさし向けました。呉は満腔の同情をもって、貴国へ対し、兵力軍需の援助を惜しまぬものであると。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その素姓を洗えば、しょく鵠鳴山こうめいざんにいてやはり道教をひろめていた張衡ちょうこうという道士の子で、張魯ちょうろあざな公棋こうきという人物だった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「曹操にそんな野心があってはどうもならん。張魯ちょうろも蜀を狙う狼。曹操も蜀をうかがう虎。いったいどうしたらいいのじゃ」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)