“魯縞”の読み方と例文
読み方割合
ろこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかなる強弩(きょうど)(強力な石矢)もその末は魯縞(ろこう)(うすい布)をうがちえず、壮時の麒麟も、老いてはたいてい駑馬にも劣るようになる。
死刑の前 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
今日の金港堂は強弩(きょうど)の末(すえ)魯縞(ろこう)を穿(うが)つ能(あた)わざる感があるが、当時は対抗するものがない大書肆(だいしょし)であった。その編輯(へんしゅう)に従事しその協議に与(あず)かるものは皆錚々(そうそう)たる第一人者であった。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
『八犬伝』もまた末尾に近づくにしたがって強弩(きょうど)の末魯縞(ろこう)を穿(うが)つあたわざる憾(うら)みが些(いささ)かないではないが、二十八年間の長きにわたって喜寿に近づき、殊に最後の数年間は眼疾を憂い
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)