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魯縞
ふりがな文庫
“魯縞”の読み方と例文
読み方
割合
ろこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろこう
(逆引き)
いかなる
強弩
(
きょうど
)
(強力な石矢)もその末は
魯縞
(
ろこう
)
(うすい布)をうがちえず、壮時の麒麟も、老いてはたいてい駑馬にも劣るようになる。
死刑の前
(新字新仮名)
/
幸徳秋水
(著)
今日の金港堂は
強弩
(
きょうど
)
の
末
(
すえ
)
魯縞
(
ろこう
)
を
穿
(
うが
)
つ
能
(
あた
)
わざる感があるが、当時は対抗するものがない
大書肆
(
だいしょし
)
であった。その
編輯
(
へんしゅう
)
に従事しその協議に
与
(
あず
)
かるものは皆
錚々
(
そうそう
)
たる第一人者であった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
『八犬伝』もまた末尾に近づくにしたがって
強弩
(
きょうど
)
の末
魯縞
(
ろこう
)
を
穿
(
うが
)
つあたわざる
憾
(
うら
)
みが
些
(
いささ
)
かないではないが、二十八年間の長きにわたって喜寿に近づき、殊に最後の数年間は眼疾を憂い
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
魯縞(ろこう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“魯縞”の意味
《名詞》
魯縞(ろこう)
中国春秋時代の魯の国で産出された縞模様の白い絹製品。薄いものの象徴。
(出典:Wiktionary)
魯
漢検準1級
部首:⿂
15画
縞
漢検準1級
部首:⽷
16画
“魯”で始まる語句
魯鈍
魯
魯西亜
魯粛
魯智深
魯庵
魯文
魯迅
魯鎮
魯国
“魯縞”のふりがなが多い著者
幸徳秋水
内田魯庵