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櫛目
ふりがな文庫
“櫛目”の読み方と例文
読み方
割合
くしめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くしめ
(逆引き)
顎
(
あご
)
はいつもきれいに剃ってあるし、髪にはキチンと
櫛目
(
くしめ
)
がはいっている。散歩に出ると、野の花を
襟
(
えり
)
に
揷
(
さ
)
したりして帰ってくる。
キャラコさん:03 蘆と木笛
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
燕青
(
えんせい
)
は、頭巾を払った。今朝、
櫛目
(
くしめ
)
を入れておいたきれいな髪——。
脚絆
(
きゃはん
)
、肌着、わらじまで、一瞬のまに解いて丸めて隅の方へ投げすてる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
流行のハイカラ
扮装
(
いでたち
)
で、ポマードをしこたまつけ、
櫛目
(
くしめ
)
をきちんと立てた髪はうしろ頭まで分け目を見せ、
刷毛
(
はけ
)
でみがき上げた白い指にはさまざまな指輪をでこでこにはめ
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
櫛目(くしめ)の例文をもっと
(8作品)
見る
櫛
漢検準1級
部首:⽊
19画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“櫛”で始まる語句
櫛
櫛巻
櫛比
櫛笄
櫛卷
櫛箱
櫛田
櫛笥
櫛形
櫛匣
“櫛目”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
近松秋江
柳宗悦
久生十蘭
夏目漱石
吉川英治
折口信夫
芥川竜之介