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櫛卷
ふりがな文庫
“櫛卷”のいろいろな読み方と例文
新字:
櫛巻
読み方
割合
くしまき
91.7%
くしま
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くしまき
(逆引き)
と
後
(
あと
)
じさりに、——いま
出
(
で
)
て
行
(
ゆ
)
く
櫛卷
(
くしまき
)
と、
島田
(
しまだ
)
の
母娘
(
おやこ
)
を
呼留
(
よびと
)
めながら、
翁
(
おきな
)
の
行者
(
ぎやうじや
)
が
擦違
(
すれちが
)
ひに、しやんとして、
逆
(
ぎやく
)
に
戻
(
もど
)
つて
來
(
き
)
た。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
自棄
(
やけ
)
な
櫛卷
(
くしまき
)
にした多い毛にも、わざと
白粉
(
おしろい
)
を嫌つた眞珠色の素顏にも、野暮を賣物にした木綿の
單衣
(
ひとへ
)
にも、つゝみ切れない
魅力
(
みりよく
)
が、
夕映
(
ゆふばえ
)
と一緒に街中に擴がるやうな女でした。
銭形平次捕物控:099 お篠姉妹
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
櫛卷(くしまき)の例文をもっと
(11作品)
見る
くしま
(逆引き)
まだ若いのに、白粉氣のない
櫛卷
(
くしま
)
きで、世にも人にもすねた恰好ですが、精悍で、溌剌として居て、
雌豹
(
めへう
)
の怒つたやうな、言ふに言はれぬ美しさと、『抗し難きもの』を持つた女でした。
銭形平次捕物控:219 鐘の音
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
櫛卷(くしま)の例文をもっと
(1作品)
見る
櫛
漢検準1級
部首:⽊
19画
卷
部首:⼙
8画
“櫛”で始まる語句
櫛
櫛巻
櫛比
櫛笄
櫛田
櫛箱
櫛笥
櫛形
櫛目
櫛匣
“櫛卷”のふりがなが多い著者
三島霜川
泉鏡太郎
作者不詳
樋口一葉
泉鏡花
野村胡堂