“魅力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みりょく61.4%
みりよく27.3%
チャーム6.8%
チヤアム2.3%
アトラクション2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子路という特殊な個人に在ってはかえって魅力みりょくとなり得るものが、他の門生一般いっぱんについてはおおむね害となることが多いからである。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
が、少くとも女性の読者に多少の魅力みりよくのあることは決して「勤人つとめにん」や「海上日記」や「葡萄酒ぶだうしゆ」のあとには落ちない筈である。
変遷その他 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「別に料簡はないんだ。電気に打たれたようになってしまう。僕は女性の魅力チャームを感じる力が特別に強いのかも知れない」
勝ち運負け運 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
さあ何てひますか、その魅力チヤアムとでもふものがあるんですね。例へば一つの犯罪が持ち上る。
探偵小説の魅力 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
夏の北海道で雪の結晶を見るというのが、何か言葉の上からも、一つの魅力アトラクションになるのかもしれないが、要するに、分り易いからであろう。
低温室だより (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)