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くしま
ふりがな文庫
“くしま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
櫛巻
94.7%
櫛卷
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
櫛巻
(逆引き)
そうまでも
行
(
ゆ
)
きますまいが、髪を洗って、湯に入って、そしてその
洗髪
(
あらいがみ
)
を
櫛巻
(
くしま
)
きに結んで、
笄
(
こうがい
)
なしに、
紅
(
べに
)
ばかり薄くつけるのだそうです。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ほつれ毛もないようなあの
丸髷
(
まるまげ
)
は空しくつぶされ、ぐるぐると
櫛巻
(
くしま
)
きにした洗い髪が、
襟
(
えり
)
にあてた
手拭
(
てぬぐい
)
の上におくれ毛を散らばらせていた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
くしま(櫛巻)の例文をもっと
(18作品)
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櫛卷
(逆引き)
まだ若いのに、白粉氣のない
櫛卷
(
くしま
)
きで、世にも人にもすねた恰好ですが、精悍で、溌剌として居て、
雌豹
(
めへう
)
の怒つたやうな、言ふに言はれぬ美しさと、『抗し難きもの』を持つた女でした。
銭形平次捕物控:219 鐘の音
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
くしま(櫛卷)の例文をもっと
(1作品)
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くしまき