“母娘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやこ98.4%
ふたり1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪乃母娘おやこは手みやげに持って来た浙江せっこうまんじゅうを、剣持与平から老公へ披露ねがって、やがて惣左とともに、さきへ帰って行った。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ああ見えていて、狂気だそうだ。娘はまた、生まれつきの馬鹿で、母娘おやこそろってあのありさまとは、なんとも哀れなものじゃのう」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
お美夜ちゃんは、もうすっかりおびえきり、お蓮様も、何ものかにつかれたように、母娘ふたりはお梶に手を取られるまま、フラフラと膝を立てて
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)