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没薬
ふりがな文庫
“没薬”の読み方と例文
旧字:
沒藥
読み方
割合
もつやく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もつやく
(逆引き)
詩人
(
しじん
)
も
此
(
これ
)
では、
鍛冶屋
(
かじや
)
の
職人
(
しよくにん
)
に
宛如
(
さながら
)
だ。が、
其
(
そに
)
の
煮
(
に
)
る、
鋳
(
い
)
る、
錬
(
ね
)
りつゝあるは
何
(
なん
)
であらう。
没薬
(
もつやく
)
、
丹
(
たん
)
、
朱
(
しゆ
)
、
香
(
かう
)
、
玉
(
ぎよく
)
、
砂金
(
さきん
)
の
類
(
るゐ
)
ではない。
蝦蟇
(
がま
)
の
膏
(
あぶら
)
でもない。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
東の国の博士たちはクリストの星の現はれたのを見、黄金や
乳香
(
にゆうかう
)
や
没薬
(
もつやく
)
を宝の
盒
(
はこ
)
に入れて捧げて行つた。が、彼等は博士たちの中でも
僅
(
わづ
)
かに二人か三人だつた。
西方の人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
十字架を地に置く者、穴を掘る者、釘と
金槌
(
かなづち
)
とを揃える者、等々。かくて
没薬
(
もつやく
)
を混ぜた
葡萄酒
(
ぶどうしゅ
)
をイエスにすすめました。これは苦痛を軽減するための麻酔剤です。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
没薬(もつやく)の例文をもっと
(11作品)
見る
“没薬”の解説
没薬(もつやく)とは、ムクロジ目カンラン科コンミフォラ属(ミルラノキ属)の各種樹木から分泌される、赤褐色の植物性ゴム樹脂のことである。外国語の転写からミルラ(Myrrh)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
没
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
“没”で始まる語句
没
没義道
没頭
没落
没分暁
没分暁漢
没収
没羽箭
没我
没怪
“没薬”のふりがなが多い著者
アナトール・フランス
矢内原忠雄
泉鏡太郎
島崎藤村
北原白秋
国枝史郎
江戸川乱歩
与謝野晶子
芥川竜之介
泉鏡花