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膏
ふりがな文庫
“膏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぶら
92.2%
こう
5.5%
かう
2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶら
(逆引き)
京伝馬琴以後落寞として
膏
(
あぶら
)
の
燼
(
つ
)
きた
燈火
(
ともしび
)
のように明滅していた当時の小説界も龍渓鉄腸らのシロウトに新らしい油を注ぎ込まれたが
四十年前:――新文学の曙光――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
膏(あぶら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こう
(逆引き)
蟀谷
(
こめかみ
)
のところへ紫色の頭痛
膏
(
こう
)
なんぞを
貼
(
は
)
って、うるんだ目付をして、物を思うような様子をして、へえ前の
処女
(
おぼこ
)
らしいところは
少許
(
ちっと
)
もなかった。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
膏(こう)の例文をもっと
(7作品)
見る
かう
(逆引き)
そこで天帝は諸神の会議を召集し、特に鴉片煙劫を
創
(
はじ
)
めることにした。鴉片煙劫とは世間の罌粟の
花汁
(
くわじふ
)
を借り、
熬錬
(
がうれん
)
して
膏
(
かう
)
と成し、人の吸食に任ずるものである。
鴉片
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
膏(かう)の例文をもっと
(3作品)
見る
膏
漢検準1級
部首:⾁
14画
“膏”を含む語句
膏薬
膏血
膏薬売
雪花石膏
石膏
絆創膏
膏藥
膏肓
頭痛膏
二股膏薬
発泡膏
万能膏
病膏肓
無二膏
膏気
膏腴
膏脂
石膏細工
膏盲
白膏
...
“膏”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
夏目漱石
蒲原有明
島崎藤村
橘外男
山本周五郎
泉鏡花
幸田露伴
倉田百三
甲賀三郎