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膏脂
ふりがな文庫
“膏脂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうし
50.0%
あぶら
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうし
(逆引き)
呼吸をするたびに、その胸の線がまるで白鳥の胸のやうに豊かにふくらんだ。
膏脂
(
こうし
)
が体内に
沈澱
(
ちんでん
)
して何か不思議な重さで彼女自身を
懶
(
ものう
)
くした。
青いポアン
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
彼女は
脚
(
あし
)
を厚い毛の靴下で包んだ。
膏脂
(
こうし
)
の
涸
(
か
)
れた彼女の皮膚は痛々しく秋風に堪へなかつた。いつか彼女の手の
尖
(
さき
)
には化粧の匂ひが消えずに残りはじめた。
青いポアン
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
膏脂(こうし)の例文をもっと
(1作品)
見る
あぶら
(逆引き)
膏脂
(
あぶら
)
香 息のつまりさうな唐人と
かめ
(新字旧仮名)
/
濤音
(著)
膏脂(あぶら)の例文をもっと
(1作品)
見る
膏
漢検準1級
部首:⾁
14画
脂
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“膏”で始まる語句
膏
膏薬
膏汗
膏血
膏藥
膏肓
膏切
膏薬売
膏腴
膏気
“膏脂”のふりがなが多い著者
濤音
神西清