ひざまず)” の例文
青眼爺様じいさんは白髪小僧の藍丸王が飲み干した盃を受け取って、傍の小供に渡すと直ぐに又眼くばせをして、六人の小供を皆遠くの廊下へ退しりぞけて、ただひとり王の前にひざまずいて恐る恐る口を開いた——
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)