“神殿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんでん63.6%
みや27.3%
カピトル9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄暗い神殿しんでんの奥にひざまずいた時の冷やかな石の感触かんしょくや、そうした生々しい感覚の記憶の群が忘却ぼうきゃくふちから一時に蘇って、殺到さっとうして来た。
木乃伊 (新字新仮名) / 中島敦(著)
かの旗手とともにこの物遠く紅の海邊うみべに進み、彼とともに世界をば、イアーノの神殿みやとざさるゝほどいと安泰やすらかならしめき 七九—八一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
下手人に神殿カピトルで月桂冠を授け、後には人類の恩人よばわりするその血かい? お前ももう少し目をすえて、しっかり見分けるがいい! 僕は人類のために善を望んだのだ。