“本宮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんぐう83.3%
おほみや16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この川を一度渡れば、全ての悪業、煩悩ぼんのう、罪障が消えるといわれている。ここを渡れば熊野である。本宮ほんぐう証誠殿しょうじょうでんに参った維盛は、神殿の前にひざまずいた。
あれは本宮ほんぐう、これは新宮しんぐう、一の童子どうじ、二の童子とかりに所をめ、谷川の流れを那智の滝と思い、そこに飛滝権現ひりゅうごんげんを形ばかりにまつりたてまつったのでございます。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)