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『撞球室の七人』
ふりがな文庫
『
撞球室の七人
(
どうきゅうしつのしちにん
)
』
……別の一台の方では、四人の人間が大声に笑いながら、賑かに三人上りの球を撞いていた。私の方は三人。前回に惜しい負をした私は休んで、もう五回から撞き続けている憎々しい眉間に大きな黒子のあるもじりの男と、それから新しい相手の、どこか南洋へでも行 …
著者
橋本五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「探偵」駿南社、1931(昭和6)年6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
姦
(
やか
)
跪
(
かが
)
椽
(
ふち
)
禿頭
(
とうとう
)
喋
(
しめ
)
踵
(
くびす
)
諮
(
ただ
)
噂
(
うわ
)
偽
(
にせ
)
白
(
しら
)
検
(
あらた
)
凭
(
よ
)
印度
(
いんど
)
福原
(
ふくはら
)
黒子
(
ほくろ
)
顫
(
ふる
)
鞭
(
むち
)
辿
(
たど
)
些
(
いささ
)
跼
(
かが
)
冗々
(
くだくだ
)
蟇口
(
がまぐち
)
突嗟
(
とっさ
)
呻
(
うめ
)
眉間
(
みけん
)
叢
(
くさむら
)
法被
(
はっぴ
)
標題
(
みだし
)
業物
(
わざもの
)
叱咜
(
しった
)
君
(
きみ
)
斃
(
たお
)
撞
(
つ
)
技倆
(
ぎりょう
)
容子
(
ようす
)