“漉屋”の読み方と例文
読み方割合
すきや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毎朝のことながらつい競争の意識にかられて、一気に坂を駈け上って漉屋すきやに入るが、電燈をひねって零下七度の寒暖計を覗くと、今更襲いかかる凍気に思わず身ぶるいが出るのだった。
和紙 (新字新仮名) / 東野辺薫(著)