“さんしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三舎83.3%
三叉16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、事実はもう立派な若者だし、ものいえば、戦国の策士、三国の謀士なども、三舎さんしゃを避けるばかり、ことばの隅々すみずみまで、智慧がゆき届いている。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それに致しても、そのやさしい姿で、心のけだけしさは、われわれも三舎さんしゃを避けるのう」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
朱地錦あかじにしきの百花戦袍かせんぽうを着たうえに、連環れんかんよろいを着かさね、髪は三叉さんしゃつかね、紫金冠しきんかんをいただき、獅子皮ししひの帯に弓箭きゅうせんをかけ、手に大きな方天戟ほうてんげきをひっさげて
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)