“三派”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みつまた50.0%
みつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この三派みつまた片岸かたぎし、濱町——大川の浦には、五六十年後の寶暦十年には、國學者縣居あがたゐおきな賀茂眞淵かものまぶちが居た。
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
と賞してゐるが、傾城高尾が舟中で仙臺樣になぶり斬りにされたつるし斬りの傳説もこの三派みつまただ。
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
この三派みつみちの集まったところに一本の松が立っている。一同はこの松の下に休息して、なの字浦の方から来るはずになっていた猟師の一組を待ち合わせていた。
鹿狩り (新字新仮名) / 国木田独歩(著)