三派みつまた)” の例文
この三派みつまた片岸かたぎし、濱町——大川の浦には、五六十年後の寶暦十年には、國學者縣居あがたゐおきな賀茂眞淵かものまぶちが居た。
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
と賞してゐるが、傾城高尾が舟中で仙臺樣になぶり斬りにされたつるし斬りの傳説もこの三派みつまただ。
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
三派みつまたはいまの中洲なかずのあたりの名で、月の名所になつてゐる。
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)