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三股
ふりがな文庫
“三股”の読み方と例文
読み方
割合
みつまた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みつまた
(逆引き)
その多多利というのは椯とも線柱とも書いて、糸を巻くために用いる
三股
(
みつまた
)
の
挊
(
かせ
)
のごとき物だと言えば、何かこれらの金属品を通じて、同じタタラの称を下すべき仔細があったのかも知れぬ。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
文子は綱宗が高尾を身受して舟に載せて出て、
三股
(
みつまた
)
で斬つたと云ふ俗説を
反駁
(
はんぱく
)
する
積
(
つもり
)
で、高尾が仙台へ連れて行かれて、子孫を
彼地
(
かのち
)
に残したと書いたのだが、それは誤を以て誤に代へたのである。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
その
間
(
ま
)
もあらず一同を載せた屋根船は殊更に流れの強い河口の
潮
(
うしお
)
に送られて、
夕靄
(
ゆうもや
)
の
中
(
うち
)
に
横
(
よこたわ
)
る
永代橋
(
えいたいばし
)
を
潜
(
くぐ
)
るが早いか、
三股
(
みつまた
)
は
高尾稲荷
(
たかおいなり
)
の鳥居を
彼方
(
かなた
)
に見捨て、
暁方
(
あかつきがた
)
の雲の帯なくかなかずの
時鳥
(
ほととぎす
)
と
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
三股(みつまた)の例文をもっと
(6作品)
見る
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“三股”で始まる語句
三股半
三股追分
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角三股
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“三股”のふりがなが多い著者
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
柳田国男
永井荷風
森鴎外
泉鏡花