“嗔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いか58.3%
いかり33.3%
みは8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神将は手に三叉みつまたほこを持つてゐましたが、いきなりその戟の切先を杜子春の胸もとへ向けながら、眼をいからせて叱りつけるのを聞けば
杜子春 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
男性のカツサンドラ(希臘の昔物語に見えたる巫女みこ)となり、法皇王侯のいかりおそれずして預言したるは、希臘悲壯劇の中なる「ホロス」の群の如くなりき。
そのあいだに、おいよは眼をみはらせて、今にも飛びかかりそうに詰めよる。
人狼 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)