“三叉箭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ボール50.0%
さんしゃや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、試しに一つ、三叉箭ボール蕪菁リューベとを合わせて見給え。すると、格子底机ボールド・ルーベ——。ああ、僕の頭は狂っているのだろうか。実は、その机と云うのが、伸子のへやにあるのだがね
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
法水さん、わしならあの三叉箭ボールが、裏庭の蔬菜園から放たれたのだと云いますがな。何故なら、今は蕪菁かぶら真盛まっさかりですよ。矢筈やはずは蕪菁、矢柄やがらよし——という鄙歌ひなうたを、たぶん貴方は御存じでしょうが
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
するとレヴェズは、三叉箭さんしゃやのことを Bohrボール と云った。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)