“蕪菁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かぶら60.0%
かぶ25.0%
リューベ5.0%
ぶせい5.0%
ターニップ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし蕪菁かぶらの栽培法の導入によって、私が、私の穀物の生産と並んで私の羊を飼い得るならば、羊が以前に飼われていた土地は不要に帰し
却説さて兎と熟兎は物の食べようを異にす、たとえば蕪菁かぶくらうるに兎や鼠は皮をいで地に残し身のみ食うる、熟兎は皮も身も食べてしまう。
で、試しに一つ、三叉箭ボール蕪菁リューベとを合わせて見給え。すると、格子底机ボールド・ルーベ——。ああ、僕の頭は狂っているのだろうか。実は、その机と云うのが、伸子のへやにあるのだがね
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
しかして身は田閭でんりょに帰り、茅屋ぼうおくに住し、掌大の田園を耕し、開散みずから安んずるもののごとし。おりしも氏は竈辺そうへんきょ蕪菁ぶせいを煮つつありたるに敵国の使者来たり巧言もって黄金を贈る。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
われらこの美しき世界の中にパンをみ羊毛とあさと木綿とを着、セルリイと蕪菁ターニップとを食み又ぶたさけとをたべる。すべてこれ摂理である。み恵みである。善である。どうです諸君。ご異議がありますか。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)