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蕪菁
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かぶら
ふりがな文庫
“
蕪菁
(
かぶら
)” の例文
もし
蕪菁
(
かぶら
)
の栽培法の導入によって、私が、私の穀物の生産と並んで私の羊を飼い得るならば、羊が以前に飼われていた土地は不要に帰し
経済学及び課税の諸原理
(新字新仮名)
/
デイヴィッド・リカード
(著)
近頃
葡国
(
ポルトガル
)
領西部アフリカで発見された一種の植物の球根は丁度
蕪菁
(
かぶら
)
のような格好をしているが、その液汁中には護謨を含み
話の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
小屋の前の畑には
蕪菁
(
かぶら
)
、大根、
葱
(
ねぎ
)
などの野菜も能く生育するので、山中とも想われぬ馳走にありつける。
尾瀬雑談
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
こういうふうにして、庭の草をむしりながらでも、
蕪菁
(
かぶら
)
を切りながらでも、またはお茶をくみながらでも、いくつもいくつも重要な論議が次から次へと行なわれた。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
彼女は籠の上に腰をかけ、黄色いたまねぎや小さな薄赤い
蕪菁
(
かぶら
)
や青いいんげん豆や
真赤
(
まっか
)
な
林檎
(
りんご
)
などの山を前にし、売ろうともしないで林檎をかじっていた。彼女は食べてやめなかった。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
▼ もっと見る
作
(
さく
)
をつくりなさい、
蕎麦
(
そば
)
、大根、
蕪菁
(
かぶら
)
、にんじんなどをたくさんお作りなさい、
粟
(
あわ
)
、
稗
(
ひえ
)
、大豆などは勿論のこと、すべて食料になるものは念を入れてお作りなさいとすすめ、御自分では
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
法水さん、
儂
(
わし
)
ならあの
三叉箭
(
ボール
)
が、裏庭の蔬菜園から放たれたのだと云いますがな。何故なら、今は
蕪菁
(
かぶら
)
の
真盛
(
まっさか
)
りですよ。
矢筈
(
やはず
)
は蕪菁、
矢柄
(
やがら
)
は
葭
(
よし
)
——という
鄙歌
(
ひなうた
)
を、たぶん貴方は御存じでしょうが
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
軒にかけてある
蕪菁
(
かぶら
)
の葉が乾いた紙を
揉
(
も
)
むようにがさがさと鳴った。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
どうぞシカゴ畜産組合の事務所でゆっくり御計算を願います。
即
(
すなわ
)
ち世界中の小麦と大麦米や
燕麦
(
オート
)
蕪菁
(
かぶら
)
や
甘藍
(
キャベジ
)
あらゆる食品の産額を発見して
先
(
ま
)
ず第一にその中から各々家畜の喰べる分をさし引きます。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
人蔘
(
にんじん
)
や大根や
蕪菁
(
かぶら
)
のことを
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
蕪菁
(
かぶら
)
播種
(
はしゅ
)
第三、四組
イギリス海岸
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
蕪菁
(
かぶら
)
播種
(
はしゅ
)
第三、四組
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
蕪
漢検準1級
部首:⾋
15画
菁
漢検1級
部首:⾋
11画
“蕪”で始まる語句
蕪
蕪村
蕪雑
蕪湖
蕪菜
蕪坂
蕪畑
蕪木
蕪大根
蕪村派