“播種”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
はしゅ	72.7%
はしゆ	18.2%
ま	9.1%

はしゅ

それでこういう樹の種子を選ぶには播種（はしゅ）すべき土地に応じて適当な処の産を用いねばなるまいという事を論じている人がある。

話の種 (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)

はしゆ

播種（はしゆ）耕耘（かううん）の事を學ぶとしても、經營建築の事を學ぶとしても、操舟航海の事を學ぶとしても、軍旅行陣の事を學ぶとしても、畫を學ぶとしても、書を學ぶとしても、着手の處

努力論 (旧字旧仮名) ／ 幸田露伴(著)

ま

われの播種（ま）く花のしるし

わがひとに与ふる哀歌 (新字旧仮名) ／ 伊東静雄(著)

“播種”の意味

《名詞》

（context、agriculture）種を蒔くこと。種蒔き。

（context、biology）細胞を培養容器に加えること。

（context、pathology）ウイルスや癌細胞が体腔にこぼれ、他の臓器などに散らばるように転移すること。またそのような転移部。
(出典:Wiktionary)

“播種”の解説

播種（はしゅ）とは、植物の種子を播く（蒔く、撒く、まく）こと、つまり種まきである。それから転じて、種をばらまいたように、細かい点が無造作・無秩序にある状態を言う。本項では、本来の播種、園芸における種まきに関する諸々を述べる。
(出典:Wikipedia)

播	漢検準1級 部首:⼿ 15画
種	常用漢字 小４ 部首:⽲ 14画