“蕪湖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ウウフウ40.0%
ぶこ40.0%
ウーフー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は西村貞吉と一しょに蕪湖ウウフウの往来を歩いていた。往来は此処も例の通り、日さえ当らない敷石道である。
長江游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この地方には沼、湖水、小さな水たまりなどが非常に多い。長江のながれが蕪湖ぶこに入り、蕪湖の水がまた、曠野の無数のくぼにわかれているのだった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄浦河を下り呉淞ウースンへ出、それから西して揚子江をさかのぼり、鎮江チンキャン南京ナンキン蕪湖ウーフー九江キューキャン漢口ハンカオ岳州ヨウチョウ沙市シャシあたりへまで、旅行をしなければならなかったので、大いに勇気づいていたのでした。