“ぶこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
武庫50.0%
蕪湖33.3%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婚儀の準備をいそぐと見せて、富山城の密室では軍議をこらし、武庫ぶこでは、弓のつるを試し、鉄砲をみがき、またひそかに軍需物資を集めていた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その後、呉では、周瑜しゅうゆひつぎをさらに蕪湖ぶこ(安徽省・蕪湖)へ送った。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そいから綿貫だんだん頭上らんようになりましてんけど、それだけかいって陰険になって、蔭では一層疑がいぶこなりましてん。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)