“ふかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不快43.5%
付会17.4%
附会17.4%
深入13.0%
不解4.3%
深4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家人(かじん)のようすにいくばくか不快(ふかい)を抱(いだ)いた使いの人らも、お政の苦衷(くちゅう)には同情(どうじょう)したものか、こころよく飲食(いんしょく)して早そうに立(た)ち去(さ)った。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
園養のハナショウブを美化(びか)せんがために、強(し)いてこの歌を引用し、付会(ふかい)しているのは笑止(しょうし)の至りである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
とにかく仏法の好名題をいちいち煩悩(ぼんのう)の求むるところのものに配合して、種々附会(ふかい)の説明を施して居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
地震學(ぢしんがく)の應用(おうよう)によつて地球(ちきゆう)の内部状態(ないぶじようたい)が可(か)なりに明(あ)かるくなつて來(き)たことは前(まへ)にも述(の)べた通(とほ)りであるが、本篇(ほんぺん)に於(おい)ては此方面(このほうめん)に向(むか)つて、前記(ぜんき)以上(いじよう)に深入(ふかい)りしようとは思(おも)はない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
身をひそめながら、かれの眼はらんらんとその不解(ふかい)な疑惑(ぎわく)にむかって、錐(きり)のごときするどさを研(と)ぎすましてきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其處(そこ)には毛蟲(けむし)や其(そ)の他(た)の淺猿(あさま)しい損害(そんがい)が或(あるひ)は有(あ)るにしても、しと/\と屡(しば/\)梢(こずゑ)を打(う)つ雨(あめ)が空(そら)の蒼(あを)さを移(うつ)したかと思(おも)ふやうに力強(ちからづよ)い深(ふかい)い緑(みどり)が地上(ちじやう)を掩(おほ)うて爽(さわや)かな冷(すゞ)しい陰(かげ)を作(つく)るのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)