“付会”の読み方と例文
読み方割合
ふかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからまた付会ふかいして、今度の木馬も時どきにいななくとか、木像の捨松が口をきいたとか、いろいろの噂が伝えられるようになりました。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
園養のハナショウブを美化びかせんがために、いてこの歌を引用し、付会ふかいしているのは笑止しょうしの至りである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
これは恐らく後世あるラマが仏教に付会ふかいして拵えた神話であろうと思われるですがそういう説もある。ところでインド人はチベットといわないでボーダというて居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)