“付近”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふきん87.0%
そば4.3%
ちかく4.3%
てぢか4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このは、まちは、いつもとことなって、いろいろの夜店よみせが、大門だいもん付近ふきんから、大通おおどおりにかけて、両側りょうがわにところせまいまでならんでいました。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
アパートの付近そばに、十二時までに入ってしまえば、少々遅くなろうと追っ払われない泡盛屋があった。(これは、朝野の言葉である。)
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
「はい、そのことでございますか、実は故郷くにの名産の甲斐絹かいきを持って諸方を廻わり、付近ちかく小千谷おぢやまで参りましたついで、温泉いでゆがあると聞きまして、やって参ったのでございますよ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
武州、上州と付近てぢかから探した。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)