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附会
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ふかい
ふりがな文庫
“
附会
(
ふかい
)” の例文
旧字:
附會
いずくんぞ知らん、この一夢は、やがて曹家に代って、司馬氏が天下をとる前兆ではあった、と後になっては、
附会
(
ふかい
)
して語る人々もあった。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とにかく仏法の好名題をいちいち
煩悩
(
ぼんのう
)
の求むるところのものに配合して、種々
附会
(
ふかい
)
の説明を施して居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
単にその首だけが脱出
蜿蜒
(
えんえん
)
して、何ものかを舐めたるが如く推断されたるは、夢、もしくは、夢中遊行の真相を
識
(
し
)
らざるがために
附会
(
ふかい
)
したる一個の想像にして、実は本人が夢中遊行中
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
随
(
したが
)
って
種々
(
いろいろ
)
の臆説が
甲
(
それ
)
から
乙
(
それ
)
へと
附会
(
ふかい
)
されて、何だか神秘的の色彩を帯びた怪談が伝えられる
様
(
よう
)
になって
了
(
しま
)
ったのだ、要するに𤢖は、人間が
漸次
(
しだい
)
に退化して
所謂
(
いわゆる
)
猿人
(
えんじん
)
に近くなったものだと思えば
可
(
い
)
い。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“附会”の意味
《名詞》
無理に付け加えること。
こじつけること。
(出典:Wiktionary)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附絡