“ふかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不覚55.6%
不覺22.2%
14.8%
不角3.7%
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、竹童の信念しんねんはくつがえされて、ゆみをとっては神技かみわざといわれている蔦之助が、どうだろう、この不覚ふかく? このみにくいやぶかた
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
技法ぎはふ尖鋭せんえい慧敏けいびんさは如何いかほどまでもたふとばれていいはずだが、やたらに相手あひて技法ぎはふ神經しんけいがらして、惡打あくだいかのゝしり、不覺ふかくあやまちをとが
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
上国ニ遊びし頃、ふかく君恩のかたじけなきを拝し海軍ニ志あるを以、官請かんにこひ爾来欧心ママ刻骨、其術を事実ニ試とせり。
けむくとものちは寐易き蚊遣かやりかな 不角ふかく
俳句の初歩 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
曰く、『天にふかくしては天なり、地に潜しては地なり。天地は神明にして測られざるものなり。ないし人の心はそれ神なるか、るときはすなわち存し、捨つるときはすなわちなし、云云うんぬん
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)