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そぞろ
ふりがな文庫
“そぞろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
漫
68.0%
坐
16.0%
不覚
12.0%
無端
4.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漫
(逆引き)
と小宮山は、金の脈を掘当てましたな、かねての話が事実となったのでありますから、
漫
(
そぞろ
)
に勇んだので乗出しようが
尋常事
(
ただごと
)
でありませんから
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そぞろ(漫)の例文をもっと
(17作品)
見る
坐
(逆引き)
泉原はその
孰
(
いず
)
れにも容易に耳を傾ける事は出来なかったが、たとえ彼を裏切ったとはいえ、目のあたり無惨な最後を遂げた昔の恋人を見ると、
坐
(
そぞろ
)
に涙を催された。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
そぞろ(坐)の例文をもっと
(4作品)
見る
不覚
(逆引き)
院長
(
いんちょう
)
は
不覚
(
そぞろ
)
に
哀
(
あわ
)
れにも、また
不気味
(
ぶきみ
)
にも
感
(
かん
)
じて、
猶太人
(
ジウ
)
の
後
(
あと
)
に
尾
(
つ
)
いて、その
禿頭
(
はげあたま
)
だの、
足
(
あし
)
の
踝
(
くるぶし
)
などを
眴
(
みまわ
)
しながら、
別室
(
べっしつ
)
まで
行
(
い
)
った。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
そぞろ(不覚)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
無端
(逆引き)
お
父
(
とつ
)
さんは在るけれど田舎の実家へ帰つてしまつたから今は
祖母
(
おばあ
)
さんばかりさ、お前は
浦山
(
うらやま
)
しいねと
無端
(
そぞろ
)
に親の事を言ひ出せば、それ絵がぬれる、男が泣く物では無いと美登利に言はれて
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
そぞろ(無端)の例文をもっと
(1作品)
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