“そぞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
坐57.7%
漫34.6%
徐3.8%
然3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落款の場所に注意せよなどと言ふのは陳套語(ちんたうご)である。それを特筆するムアアを思ふと、坐(そぞ)ろに東西の差を感ぜざるを得ない。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ポロ/\零(こぼ)したところから察すると、多少そんな傾向があったのかも知れない。我輩も元来木石(ぼくせき)じゃない。漫(そぞ)ろに哀れを催して、或日曜に墓詣りをする積りで出掛けた
小問題大問題 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
予ク公の言の虚実を試(ため)すはこれに限ると思い、抜き足で近より見れば、負傷蟹と腹を対(むか)え近づけ両手でその左右の脇を抱き、親切らしく擁(かか)え上げて、徐(そぞ)ろ歩む友愛の様子にアッと感じ入り
東海道で稼げなくなって、上海(シャンハイ)、長崎の門管ラインに乗換えたところを又、古疵(きず)同然の吾輩に附き纏われてはトテモ叶(かな)わないというのだろう。吾輩は然(そぞ)ろにお玉の窮況に同情してしまった。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)