“神技”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみわざ80.0%
しんぎ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、竹童の信念しんねんはくつがえされて、ゆみをとっては神技かみわざといわれている蔦之助が、どうだろう、この不覚ふかく? このみにくいやぶかた
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
若い酋長は、小男の槍は神技かみわざのやうに早いことを知つてゐたので、とうてい小男を倒すことは出来ないと、心にあきらめてしまひました。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
裾野すそのにいたころは富士ふじ山大名やまだいみょうむすめ——胡蝶陣こちょうじん神技しんぎ——猛獣もうじゅうのような野武士のぶしのむれを自由自在じざいにうごかした咲耶子である。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)