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武庫
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ぶこ
ふりがな文庫
“
武庫
(
ぶこ
)” の例文
そう呟いて、五棟並んでいる
武庫
(
ぶこ
)
を右に、杉林のある道を曲ろうとしたが、そこで向うから来た者と危なくぶっつかりそうになった。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
婚儀の準備をいそぐと見せて、富山城の密室では軍議をこらし、
武庫
(
ぶこ
)
では、弓のつるを試し、鉄砲をみがき、また
密
(
ひそ
)
かに軍需物資を集めていた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ですから武器、戦車、
囚人車
(
めしゅうどぐるま
)
など、
武庫
(
ぶこ
)
のうちに山と
蓄
(
たくわ
)
えておることからみても、たえず
虎視眈々
(
こしたんたん
)
と、わが
水滸
(
すいこ
)
の要害を
窺
(
うかが
)
っているものとしか思われませぬ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“武庫”の解説
武庫(むこ)とは兵庫県摂津地方の古地名で、尼崎から兵庫までの沿海部を言う。武庫の名は神功皇后紀にはじめて見え、務古とも書いた。(『摂津郷土史論』『古事記』『日本書紀』)
(出典:Wikipedia)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
庫
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
“武庫”で始まる語句
武庫川
武庫郡
武庫山
武庫浦
武庫川始末