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ウウフウ
ふりがな文庫
“ウウフウ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蕪湖
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕪湖
(逆引き)
私は西村貞吉と一しょに
蕪湖
(
ウウフウ
)
の往来を歩いていた。往来は此処も例の通り、日さえ当らない敷石道である。
長江游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
蕪湖
(
ウウフウ
)
もそんなに悪い所じゃないぜ。第一社宅は大きいし、庭も相当に広いしするから、草花なぞ作るには持って来いだ。何でも元は
雍家花園
(
ようかかえん
)
とか云ってね、——」
母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「いいえ、まだ五六日は
御滞在
(
ごたいざい
)
でございましょう。それから何でも
蕪湖
(
ウウフウ
)
とかへ、——」
母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかし今は日本に、——炎暑の甚しい東京に
汪洋
(
おうよう
)
たる長江を懐しがっている。長江を? ——いや、長江ばかりではない、
蕪湖
(
ウウフウ
)
を、
漢口
(
ハンカオ
)
を、
廬山
(
ろざん
)
の松を、
洞庭
(
どうてい
)
の波を懐しがっている。
長江游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
蕪湖
(
ウウフウ
)
住みをするようになったら、
発句
(
ほっく
)
でも一つ始めるかな。」
母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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