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呉淞
ふりがな文庫
“呉淞”の読み方と例文
読み方
割合
ウースン
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ウースン
(逆引き)
朝の
中
(
うち
)
長崎についた船はその日の夕方近くに
纜
(
ともづな
)
を解き、次の日の
午後
(
ひるすぎ
)
には
呉淞
(
ウースン
)
の河口に入り、暫く
蘆荻
(
ろてき
)
の間に潮待ちをした後、
徐
(
おもむろ
)
に上海の
埠頭
(
はとば
)
に着いた。
十九の秋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この間なんぞは鉄砲を積んで
呉淞
(
ウースン
)
に這入りかけたら、その間際で船員の
中
(
うち
)
に、スパイが二人
混
(
まじ
)
っている事を発見したから、文句なしにブチ込んでくれたよ。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
夜の八時過ぎに
呉淞
(
ウースン
)
を出帆した。ここから乗り込んだ
青島
(
チンタオ
)
守備隊の軍楽隊が
艫
(
とも
)
の甲板で奏楽をやる。上のボートデッキでボーイと女船員が舞踊をやっていた。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
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(9作品)
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“呉淞(呉淞区)”の解説
呉淞区(ごしょう-く)は中華人民共和国上海市にかつて存在した市轄区。現在の宝山区の一部に相当する。
1927年(民国16年)に設置された。1956年に江湾区及び大場区と統合され北郊区とされたが、1960年に再設置、1964年には楊浦区に編入された。
1980年に再度設置されるが、1988年に宝山県と統合され宝山区に改編された。
(出典:Wikipedia)
呉
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
淞
部首:⽔
11画
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