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『十九の秋』
ふりがな文庫
『
十九の秋
(
じゅうくのあき
)
』
近年新聞紙の報道するところについて見るに、東亜の風雲はますます急となり、日支同文の邦家も善鄰の誼しみを訂めている遑がなくなったようである。かつてわたくしが年十九の秋、父母に従って上海に遊んだころのことを思い返すと、恍として隔世の思いがある。 …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
交
(
まじわり
)
待合
(
まちあわせ
)
最
(
もう
)
留
(
とどま
)
立
(
だて
)
凭
(
もたれ
)
訂
(
さだ
)
寝
(
しん
)
襲
(
かさ
)
誼
(
よ
)
向
(
むこう
)
坐
(
い
)
恍
(
こう
)
最早
(
もは
)
欲
(
ほっ
)
賑
(
にぎわ
)
連
(
つらな
)
駐
(
とま
)
一家
(
いっか
)
優
(
まさ
)
午後
(
ひるすぎ
)
埠頭
(
はとば
)
夜
(
よる
)
往
(
ゆ
)
後
(
のち
)
徐
(
おもむろ
)
摘
(
つ
)
是
(
こ
)
木
(
こ
)
眼
(
まなこ
)
簪
(
かざし
)
総
(
ふさ
)
繍取
(
ぬいと
)
羨
(
うらやま
)
老耄
(
ろうもう
)
道台
(
トウタイ
)
馬丁
(
ばてい
)
鳴
(
なら
)
上海
(
シャンハイ
)
中
(
うち
)
人生
(
じんせい
)
俄
(
にわか
)
俟
(
ま
)
倶
(
とも
)
出帆
(
しゅっぱん
)
匆々
(
そうそう
)
南楼
(
なんろう
)
古刹
(
こさつ
)
呉淞
(
ウースン
)
啣
(
くわ
)
四口
(
しこう
)
団欒
(
だんらん
)
固
(
もと
)
城
(
しろ
)
塗色
(
ぬりいろ
)
天涯
(
てんがい
)
娯
(
たの
)
就
(
つ
)
岡阜
(
こうふ
)
床
(
とこ
)
彼方
(
かなた
)
惆悵
(
ちゅうちょう
)
把
(
と
)
招聘
(
しょうへい
)
揮毫
(
きごう
)
明放
(
あけはな
)
朧
(
おぼろ
)
東坡
(
とうば
)
柳
(
やなぎ
)
柳絮
(
りゅうじょ
)
梨花
(
りか
)
正金
(
しょうきん
)
残
(
のこ
)
淡白
(
たんぱく
)
深青
(
しんせい
)
清朝
(
しんちょう
)
渺々
(
びょうびょう
)
満
(
み
)
登高
(
とうこう
)
看
(
み
)
碇泊
(
ていはく
)
租界
(
そかい
)
絽
(
ろ
)
緞子
(
どんす
)
縁
(
ふち
)
繊巧
(
せんこう
)
繻子
(
しゅす
)
纜
(
ともづな
)
聯句
(
れんく
)
能
(
よ
)
花
(
はな
)
茱萸
(
ぐみ
)
蘆
(
あし
)
蘆花
(
ろか
)
蘆荻
(
ろてき
)
袖口
(
そでぐち
)
襟
(
えり
)
語
(
ことば
)
踵
(
かかと
)
辮髪
(
べんぱつ
)