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繊巧
ふりがな文庫
“繊巧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんこう
87.5%
きやしや
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんこう
(逆引き)
もっと堅い感じのものが多いのですが、それが錦絵になりますと、とても暢び暢びとした、
繊巧
(
せんこう
)
なものになっております。
浮世絵画家の肉筆:――花は霞を透してひとしおの風情があるもの――
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
蘆と
水楊
(
みずやなぎ
)
の多い
綾瀬
(
あやせ
)
あたりの風景をよろこぶ自分に対して更に新しく
繊巧
(
せんこう
)
なる芸術的感受性を洗練せしめた。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
繊巧(せんこう)の例文をもっと
(7作品)
見る
きやしや
(逆引き)
花壇の花迄が
仏蘭西
(
フランス
)
の様に
繊巧
(
きやしや
)
で無く「意志の
華
(
はな
)
」とでも言ひたい様に底力のある鮮かな色をして居る。古い都
丈
(
だけ
)
に建築が寂びて居て清潔な割に
生
(
なま
)
な感を与へないのも好い。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
繊巧(きやしや)の例文をもっと
(1作品)
見る
“繊巧”の意味
《名詞》
繊細で巧みなこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
繊
常用漢字
中学
部首:⽷
17画
巧
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
“繊”で始まる語句
繊細
繊
繊弱
繊手
繊維
繊々
繊雲
繊麗
繊塵
繊美
“繊巧”のふりがなが多い著者
九鬼周造
与謝野寛
正岡子規
永井荷風
上村松園
与謝野晶子