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繍取
ふりがな文庫
“繍取”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬいとり
60.0%
ぬいと
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬいとり
(逆引き)
わたしがこの上沓に鬱金香の
繍取
(
ぬいとり
)
をさせられたのは、お前さんが鬱金香を好いているからだわ。それから。
一人舞台
(新字新仮名)
/
アウグスト・ストリンドベリ
(著)
忽然
(
こつぜん
)
川岸づたいに
駈
(
か
)
け来る一人の女がハタとわが足許に
躓
(
つまず
)
いて倒れる。
抱
(
いだ
)
き起しながら
見遣
(
みや
)
れば金銀の
繍取
(
ぬいとり
)
ある
裲襠
(
うちかけ
)
を着
横兵庫
(
よこひょうご
)
に結った黒髪をば
鼈甲
(
べっこう
)
の
櫛笄
(
くしこうがい
)
に
飾尽
(
かざりつく
)
した
傾城
(
けいせい
)
である。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
繍取(ぬいとり)の例文をもっと
(3作品)
見る
ぬいと
(逆引き)
「麻の地に、太い毛糸で
繍取
(
ぬいと
)
りをした幕でしたよ。プウランジって言ったものですけれどね、
擦
(
す
)
り切れるなんていうことはありませんでしたよ」
ぶどう畑のぶどう作り
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
長い総のついた帯には
繍取
(
ぬいと
)
りのあるさまざまの袋を下げているのを見て、わたくしは男の服装の美なる事はむしろ女に
優
(
まさ
)
っているのを
羨
(
うらやま
)
しく思った。
十九の秋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
繍取(ぬいと)の例文をもっと
(2作品)
見る
繍
漢検準1級
部首:⽷
17画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“繍”で始まる語句
繍
繍眼児
繍眼兒
繍毬
繍仏
繍縁
繍帳
繍子
繍帷
繍房
“繍取”のふりがなが多い著者
アウグスト・ストリンドベリ
ジュール・ルナール
永井荷風